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https://doi.org/10.24546/81004265
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81004265 (fulltext)
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メタデータ
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メタデータID
81004265
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
中年期における喪失感,解放感の意識と精神的健康の関連 : 年代別による検討
その他のタイトル
The relationship between the consciousness of loss and liberation, and mental health in middle ages
著者
著者名
日潟, 淳子
Higata,Atsuko
ヒガタ, アツコ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
6(1)
ページ
1-8
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-09
公開日
2012-10-22
抄録
中年期は多くの喪失体験をする時期であるとされ,それが精神的健康にネガティブな影響を与えることが示唆されているが,喪失体験に対して喪の作業を行うことで新たな解放感が生じることも示唆されている。本研究では40歳代から60歳代の子どもを持つ男女245名に対して,現在感じる喪失感と解放感についての調査を行い,それらと精神的健康との関連,および喪失感と解放感の相互の関連を40歳代,50歳代,60歳代の年代ごとに検討した。その結果,喪失感を多く抱いている者は精神的健康度が低く,特に,50歳代,60歳代にそれが顕著にみられた。解放感については,40歳代,50歳代では現在を活動的に過ごしている者,60歳代では身体的な不調を訴えていない者は解放感を感じていることが示された。喪失感と解放感の関連については,40歳代では役割や情熱の喪失感と内面的な束縛からの解放感に正の関連がみられ,50歳代では未来の狭まりと外的な束縛からの解放感に負の関連がみられた。また,60歳代では関係性の喪失感と解放感に正の関連がみられた。しかし,解放感と精神的健康と関連は弱く,解放感に着目することの有効性については今後,さらに検討が必要である。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
6巻
>
6巻1号(2012-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
NAID
110009504640
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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