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https://doi.org/10.24546/81004267
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81004267 (fulltext)
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787 KB
31
メタデータ
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メタデータID
81004267
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
コウノトリ育む農法の実践者の主体形成過程 : ライフストーリーによる可視化の試み
その他のタイトル
The Process of Subjectivity Forming of Practitioners of the White Stork Friendly Farming Method: Trial of the visualization by the life story approach
著者
著者名
西村,いつき
Nishimura, Itsuki
ニシムラ, イツキ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
6(1)
ページ
19-28
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-09
公開日
2012-10-22
抄録
本研究は,コウノトリ野生復帰事業(以下:野生復帰事業)に起因して確立普及したコウノトリ育む農法(以下:「育む農法」)について,「育む農法」を初期から実践した農業者(以下:実践者)の主体形成過程を明らかにするものである。コウノトリを人里に復帰させるには地域社会がコウノトリを受け入れる必要がある。水田を主要な餌場にするコウノトリのために,農業者が生産性や経済性を重視した従来の米作りから逸脱した「育む農法」を受け入れ,面的に普及していることについて,生態学や経済学,社会学から量的研究が行われている。本論文では,教育学の視点から実践者を成人の学習者と捉え,ライフストーリーという質的研究方法を用いて,実践者の主体形成過程を可視化し分析と解釈を試みた。その結果,主体形成には一定の学習期間が必要であり,効果的な学習内容についても学習や実践を重ねるに従い他者教育から自己教育へと変化することや,主体形成の要因として「経験との一致と成功予測」,「潜在意識にある罪悪感からの解放」,「自己効力感」,「再生産可能な農業経営」,「 学習欲求 」,「感動と納得」,「運命」,「命の価値づけ」があることが明らかになった。また,ライフストーリーを通して実践者が,人生の意味付けを行う過程を見ることができた。この結果,成人の学習者である農業者の教育について新たな知見を得ることができた。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
6巻
>
6巻1号(2012-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
NAID
110009504642
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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