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https://doi.org/10.24546/81004271
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81004271 (fulltext)
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1.16 MB
38
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メタデータID
81004271
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
韓国における中国朝鮮族の生活と社会意識
その他のタイトル
The China Korean’s Life and Social Consciousness in South Korea
著者
著者名
金, 明姫
Jin, Mingji
[キム, ミョウヒ]
所属機関名
中国江南大学
著者名
浅野, 慎一
Asano, Shinichi
アサノ, シンイチ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
6(1)
ページ
53-62
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-09
公開日
2012-10-22
抄録
本稿の課題は,中国朝鮮族の韓国への移動がもつ社会的意義を,東アジアの社会変動との関わりで,また当事者の労働・生活と意識の実態をふまえて考察することにある。1980年代以降,中国・極東アジア全体の社会・経済変動の渦中で,多数の中国朝鮮族が中国東北地方の朝鮮族集住地域から流出しつつある。筆者は韓国に移動・在住している中国朝鮮族の出稼ぎ者(親戚訪問・偽造結婚・短期旅行・偽造パスポートによる商務等)と留学生を対象に,面接によるインテンシヴな聞き取り調査を行った。韓国への出稼ぎと留学は,いずれも根底的には世界資本主義,特にグローバリゼーションに伴う資本と労働の国際移動の一環である。また,中国朝鮮族の「故国」とされる韓国への,言語(朝鮮語)を文化資本とした主体的・選択的な移動であるという点でも共通している。しかし,中国朝鮮族の生活・意識・文化は,決して一枚岩ではなく,経済的な階層格差の拡大,及び,国家の法的規制に基づき,明らかに拡散・分極化しつつある。それらはいずれも国家(中国)と民族(朝鮮)という2つのネイションを,自らの生活・将来展望の資源・手掛かりとして活用していこうとする2つの異なる主体性の発現形態といってよい。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
6巻
>
6巻1号(2012-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
NAID
110009504646
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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