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https://doi.org/10.24546/81004273
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81004273 (fulltext)
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9
メタデータ
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メタデータID
81004273
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
中年期女性における加齢に対する意識の変化 : 閉経段階に着目して
その他のタイトル
Psychological influences of menopause on middle-aged women: Focusing on their consciousness about aging
著者
田仲, 由佳 ; 日潟, 淳子 ; 齊藤, 誠一
著者名
田仲, 由佳
著者名
日潟, 淳子
著者名
齊藤, 誠一
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
6(1)
ページ
85-91
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-09
公開日
2012-10-22
抄録
本研究は,中年期女性の加齢に対する意識を年代および閉経の経験ごとに検討することを通して,閉経がもたらす心理的な意味をとらえることを目的として行った。対象者は40歳から60歳の女性281名である。主な結果は以下の通りである。年代による結果では,40代前半では精神的ゆとりや自己成長の意識とともに老いの気づきが生じ,40代後半では考え方の深まりや多面性を感じる一方で,「身体・精神の衰え」の実感が最も高まっていた。それに対し,50代では衰えの意識は低下し,具体的な「生き方」の意識が高まることが示され,40代から50代にかけて意識変化が生じていることが示唆された。これらの加齢に対する意識を,さらに閉経段階を交えて検討した。40代の閉経中では,身体・精神の衰えの意識が高く,閉経が加齢のメッセージとなること,一方,50代の閉経中では具体的な生き方の意識が高いことが示された。以上より,閉経を迎えるタイミングによって閉経の心理的影響が異なることが示唆された。早期に閉経を迎えることには衰えの意識がともないやすいのに対し,平均的もしくはそれ以降の年代では,心身の調和のとれた状態で閉経が経験されていることに加え,閉経が新たな生き方の志向へと意識の転換をうながしている可能性が示された。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
6巻
>
6巻1号(2012-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
NAID
110009504648
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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