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https://doi.org/10.24546/81005370
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81005370 (fulltext)
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1.20 MB
38
メタデータ
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メタデータID
81005370
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
介護職員の介護ストレスに関する日中比較研究
その他のタイトル
The Comparative Research on the Stress of Nursing Staff between Japan and China in Nursing Facilities
著者
王, 静 ; 瀧本, 善之 ; 城, 仁士
著者名
王, 静
Oh, Sei
オウ, セイ
著者名
瀧本, 善之
Takimoto, Yoshiyuki
タキモト, ヨシユキ
著者名
城, 仁士
Joh, Hitoshi
ジョウ, ヒトシ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
7(1)
ページ
159-165
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2013-09
公開日
2013-11-27
抄録
本研究では,中国の介護職員の介護ストレスを明らかにするために,日本を比較対照として,介護業務の勤務環境,対人関係と介護職の辛さの3側面から日本と中国の介護者589名に対し,4件法によるアンケート方式で調査した。因子分析を行った結果,各側面のストレスは1因子から構成されており,各々「介護職員の勤務環境ストレス」,「介護職員の対人関係ストレス」と「介護職の辛さ」と命名した。各ストレス因子の項目毎に日本と中国の評価平均値を検定したところ,(1)「介護職員の勤務環境ストレス」の全10項目の全てに,中国の方が有意に日本より強いストレスを感じていることが明らかとなった。特に,「雇用が不安定」と「仕事に対する周囲からの理解がない」で日中間の差が顕著であった。(2)「介護職員の対人関係ストレス」では,全13項目の内,中国の方が日本より有意に高かった8項目は,「被介護者とその家族及び介護者との意思疎通」と要約でき,日中間にストレスの質の差が見られる。(3)「介護職の辛さ」では,15項目の内,中国の方が日本より有意に高かった10項目から,バーンアウト状況が日本より強いことが示された。これらの3つのストレスの日中間の差は,「勤務環境ストレス」が最も大きく,次いで「介護職の辛さ」,「対人関係ストレス」の順であった。これらの差の原因として,中国での急速な高齢化,施設と介護職員数の不足,経験年数が短い介護職員への業務負荷の増大及びそれらの根底にある介護に対する意識や研修制度の問題を指摘した。これらの結果を踏まえて,中国の介護者ストレスを緩和するための具体的な提言を行った。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
7巻
>
7巻1号(2013-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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