神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81006272
このアイテムのアクセス数:
28
件
(
2024-04-20
22:25 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81006272 (fulltext)
pdf
0.98 MB
20
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81006272
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
幼児期の情動理解の発達研究における現状と課題
その他のタイトル
A Review about Study of The Development of Preschool Children's Emotion Understanding
著者
著者名
近藤, 龍彰
Kondo, Tatsuaki
コンドウ, タツアキ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
7(2)
ページ
97-111
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2014-03
公開日
2014-05-28
抄録
本論文の目的は 2 つである。第一の目的は,幼児期の情動理解の発達に関する研究をレビューすることである。その際,「発達プロセス」と「発達メカニズム」の 2 つの領域に分けてレビューを行った。「発達プロセス」では「いつ・どんな」情動が理解されるのか,について,「表情」「状況」「日常場面」の 3 つの観点から知見をまとめた。「発達メカニズム」では,「要因」研究と「結果」研究の大きく 2 つに分け,それぞれの研究知見をまとめた。第二の目的は,これまでの研究における課題を指摘し,今後展開すべき方向性について述べることである。課題は 2 つあり,1 つは「情動理解を検討する課題は妥当であるのか」「幼児期の情動理解の発達とは結局何が発達することなのか」という問題に対して整理していないこと,もう 1 つは「誰の」情動かという点に着目していないことである。1 つ目に関しては,情動理解を情動知覚と情動推測という 2 つの水準に分けて捉え直すこと,2 つの発達的関連性を検討すること,から問題が整理できる可能性を示した。2 つ目に関しては,実践的意義および社会心理学,脳科学,自閉症スペクトラム研究の 3 つの研究領域から,「誰の」情動かについて検討する重要性を述べ,内容次元の発達とは別に人称次元の発達を検討する,という方向性を示した。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
7巻
>
7巻2号(2014-03)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
eISSN
1882-5753
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AA12316357
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
ホームへ戻る