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https://doi.org/10.24546/81006866
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81006866 (fulltext)
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9
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メタデータID
81006866
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
Outcomes of Student Learning and the Learning Evaluation Approach in Sweden-Reconsideration of Evaluation Approach from the Perspective of a Student Survey
スウェーデン ニ オケル ダイガクセイ ノ ガクシュウ セイカ ト ソノ ヒョウカ ホウホウ ニ ツイテ ゼンコク ガクセイ チョウサ ノ ケッカ カラ ミル ヒョウカ ホウホウ ノ コウサツ
スウェーデンにおける大学生の学習成果とその評価方法について:全国学生調査の結果からみる評価方法の考察
著者
著者名
Take, Hiroko
武, 寛子
タケ, ヒロコ
所属機関名
京都大学
収録物名
大學教育研究
巻(号)
22
ページ
71-86
出版者
神戸大学大学教育推進機構
刊行日
2013-09
公開日
2014-07-04
抄録(自由利用可)
本稿は、スウェーデンにおける学習成果 (ラーニング・アウトカムズ) の評価視点、およびその手法にどのような特徴があるのかを検討することを目的とする。また本稿におけるスウェーデンのラーニング・アウトカムズの定義のもと、スウェーデンの大学教育が学生にどのような学習環境を提供し、学生のどのようなスキルを形成してきたのかという点にも着目する。具体的には、 2007年に実施された全国学生調査をもとに、大学での教育を経て学生がどのような知識、スキルを身に付けたのかを考察する。最後に、学習成果を評価方法とした現行のプ口グラム評価に関する繰題と展望について考究する。学習成果の構築段階や背景は聞によって異なっており、スウェーデンでは 2011年に学習成果を重視した質保証枠組が構築された。現行の質保証は、プログ ラム評価とアクレディテーションで構成されており、プログラム評価において学生の学習成果に焦点を当てて評価が行われる。この新たな質保証のもと、まさに現仏国内のすべての高等教育機関においてプログラム評価が実施されている。そのため学習成果を焦点にしたプログラム評価の実態について考察するには資料が十分ではなく、また十分な研究もなされていないのが現状である。本文では、ラーニング・アウトカムズの概念を整理するにあたってコンピテンス論、 OECD (経済協力開発機構) によるAHELO(the Assessment of Higher Education Learning Outcomes)、キー・コンビテンシー、学士カに関する先行研究を取り上げている。 次にスウェーデンにおけるラーニング・アウトカムズについて整理し、質保証枠組、学習成果の枠組みがいかに構築されているのかについて考究する。ラーニング・アウトカムズの定義をした上で、質保証枠組み、学習成果によるプログラム評価について考察することによりスウェーデンは高等教育を通じていかなる人材を育成しようとしているのかを検討することが可能だと考える。これ らの概念的整理を踏まえて、全国学生調査の結果をもとに学生のスキル、学習志向の実態について考究する。さらに、学生の学習志向の傾向とあわせて現行の学習成果を評価方法としたプ口 グラム評価に関する課題と展望について考察する。
カテゴリ
大學教育研究
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22号(2013-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1340-8550
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NCID
AN10452935
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URI
http://www.iphe.kobe-u.ac.jp/kiyoh.html
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