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https://doi.org/10.24546/81006955
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81006955 (fulltext)
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メタデータ
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メタデータID
81006955
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
国債残高と経済の不安定性
コクサイ ザンダカ ト ケイザイ ノ フアンテイセイ
その他のタイトル
Government Debt and Unstable Economy
著者
著者名
渡邉, 敏生
Watanabe, Toshio
ワタナベ, トシオ
所属機関名
日本福祉大学経済学部
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
202(3)
ページ
1-16
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2010-09
公開日
2014-12-03
抄録
マクロ経済において国債の金融的側面を考察するとき, 証券市場を捨象する通常の IS-LM モデルを用いることには限界がある。 本稿では, ISーLM モデルにおける金融資産の完全代替性の仮定を取り除いて Minsky (1975) の議論をモデル化した足立 (1990) に, 政府の資金調達式を明示的に導入することで, 国債市場がマクロ経済の不安定性に及ぼす影響を分析する。 結論として, 企業の負債・資本比率に関して, 投資が弾力的であるときや銀行の貸出量と国債需要との間に高い代替性があるとき, 定常状態は鞍点になることが示される。 定常状態が鞍点になるとき,財政政策や金融政策の実施は, 定常状態をシフトさせ, 発散経路にあった経済を収束経路に移動させることができる。 しかし, 国債残高の水準が高い経済において,財政支出政策を実施しても経済を収束経路に乗せることはできず, 金融緩和政策がマクロ経済の安定化政策として有効になることが指摘される。
キーワード
国債残高
銀行行動
投資行動
経済の不安定性
カテゴリ
国民経済雑誌
>
202巻
>
202巻3号(2010-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110007670775
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