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https://doi.org/10.24546/81008389
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2024-04-25
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81008389 (fulltext)
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721 KB
7
メタデータ
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メタデータID
81008389
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
インド製薬産業における生産性ダイナミクス : 「年次工業調査」の個票データを利用して
インド セイヤク サンギョウ ニオケル セイサンセイ ダイナミクス : ネンジ コウギョウ チョウサ ノ コヒョウ データ オ リヨウ シテ
その他のタイトル
Productivity Dynamics in the Indian Pharamaceutical Industry : Evidences from Plant-Level Panel Data
著者
上池, あつ子 ; 佐藤, 隆広 ; Aradhna, Aggarwal
著者名
上池, あつ子
Kamiike, Atsuko
所属機関名
甲南大学経済学部
著者名
佐藤, 隆広
Satou, Takahiro
所属機関名
大阪市立大学大学院経済学研究科
著者名
Aradhna, Aggarwal
所属機関名
デリー大学
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
205(2)
ページ
51-72
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2012-02
公開日
2014-12-05
抄録
本論文は,事業所を単位とする「年次工業調査」(Annual Survey of Industries)パネルデータを用いて,事業所レベルでみた新規参入と退出を明示的に考慮したうえで,インド製薬産業の生産性ダイナミクスに関する実証分析を行った。200001年から200506年までを分析対象期間とし,Aggarwal and Sato (2011) に倣い,Fos-ter, Haltiwanger and Krizan (2001), Griliches and Regev (1995) や Melitz and Polanec(2009) などの要因分解手法を用いて,集計レベルのインド製薬産業の生産性変化を,存続事業所・参入事業所・退出事業所などのタイプの異なる事業所の貢献部分に分解した。本論文は,製薬産業の立地空間構造を考慮して,インドをエリア 1(ヒマーチャル・プラデーシュ州,ウッタラカンド州),エリア 2 (デリー,ハリヤーナー州,パンジャーブ州),エリア 3 (グジャラート州,マハーラーシュトラ州,ゴア州,ダマン・ディウ,ダドラ・ナガル・ハベリ),エリア 4 (アーンドラ・プラデーシュ州,カルナータカ州,タミル・ナードゥ州,ポンディチェリー),エリア 5 (その他) の 5 つのエリアに分類した。エリアごとに行った要因分解の分析結果から,以下の諸点が明らかになった。第 1 に,地域ごとに多様な生産性成長パターンがみられる。とくに,エリア 1 からエリア 4 でみて,生産性が大幅に改善している。第 2 に,労働生産性と総要素生産性 (Total Factor Productivity) でほぼ同様の地域パターンが観察される。第 3 に,エリア 1 で参入効果が著しく高い。第 4 に,退出効果についてはプラスともマイナスともいえず,頑健な結論が得られなかった。第 5 に,エリア 2 から 4 で継続事業所の生産性改善効果である Within 効果が大きい。第 6 に,エリア 3 において継続企業のマーケットシェア拡大効果である再配分効果が生産性改善に貢献している。
キーワード
インド
製薬産業
集積
総要素生産性(Total Factor Productivity)
新規参入
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌
>
205巻
>
205巻2号(2012-02)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110008797161
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