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https://doi.org/10.24546/81008560
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81008560 (fulltext)
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1.24 MB
7
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メタデータID
81008560
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
東北地方太平洋沖地震津波により岩手県久慈市に形成された津波堆積物
トウホク チホウ タイヘイヨウオキ ジシン ツナミ ニヨリ イワテケン クジシ ニ ケイセイ サレタ ツナミ タイセキブツ
その他のタイトル
Sedimentary features of the 2011 Tohoku earthquake tsunami deposits in Kuji, Iwate
著者
著者名
瀬尾, 菜々美
Seo, Nanami
セオ, ナナミ
所属機関名
神戸大学人間発達環境学研究科
著者名
大串, 健一
Ohkushi, Ken'ichi
オオクシ, ケンイチ
所属機関名
神戸大学人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
8(1)
ページ
97-102
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2014-09
公開日
2014-10-28
抄録
本研究では東北地方太平洋沖地震により発生した津波によって遡上した堆積物の堆積学的特徴を明らかにするため,岩手県久慈市の久慈川 ・ 夏井川河口域の沿岸低地において2011年5月10日に現地調査を行った.調査時には,復旧作業が未着手であった夏井川左岸の河口低地において遡上津波堆積物が確認されたため,堆積相の記載,柱状試料の採取を行った.津波襲来により夏井川河口域の砂州は一部消失し,内陸側への堆積物の移動により河口の微地形は変化した.採取した津波堆積物は粒度分析し,含有する底生有孔虫を同定した.また,津波堆積物から産出したヤマトシジミおよび有孔虫は,放射性年代測定により西暦1950年以降の個体であることを確認した.現地で観察された層厚約30㎝の津波堆積物には中部に明瞭な境界面があり,その上下で構成粒子の粒径が大きく異なる.下部は淘汰の悪い礫質粗粒~中粒砂層からなり,津波第一波の押し波のような高エネルギー環境で掃流運搬により形成されたと考えられる.上部は淘汰のよい極細粒砂層であり,浮流運搬されたものが波の流速の低下に伴って沈降・堆積し形成されたと考えられる.堆積物中に含まれる底生有孔虫は水深20~33m以浅に生息するものが卓越していた.
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
8巻
>
8巻1号(2014-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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