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https://doi.org/10.24546/81008820
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81008820 (fulltext)
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863 KB
17
メタデータ
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メタデータID
81008820
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
自閉症スペクトラム障害児をめぐる差異化と排除の構造 : 後期近代社会が求める社会性の発達をめぐって
ジヘイショウ スペクトラム ショウガイジ オ メグル サイカ ト ハイジョ ノ コウゾウ : コウキ キンダイ シャカイ ガ モトメル シャカイセイ ノ ハッタツ オ メグッテ
その他のタイトル
The Differentiation and the Structure of Exclusion of Autistic Children : Consideration on Development of Sociality in Late Modern Society
著者
著者名
盛, 敏
Sheng, Min
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
8(2)
ページ
1-14
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2015-03
公開日
2015-04-08
抄録
人間は社会的動物であり、社会性の発達は、社会の中での他者との関わりに基づく。自閉症スペクトラム障害は社会性の障害とも言われる。20世紀後半になって自閉症スペクトラム障害が発見され問題化されたことと、後期近代社会の人格形成において社会性の発達が重要性をもつようになったこととには関連があるのではないか。自閉症スペクトラム障害は、社会的背景が異なると別様に現れる現象なのではないか。本論では、異なる社会的背景のもとで自閉症スペクトラム障害を相対化させることによって、自閉症スペクトラム障害児の発達についての理解を深める。社会的背景としてまずは歴史的視点から検討する。第一に、コミュニケーション力を中心とした複合応用力を求められるようになった後期近代社会において、自閉症スペクトラム障害児が障害特性に基づく人間の類型として捉えられ排除されるようになった経緯に着目する。第二に、「適応図式」対「葛藤図式」という類型を用い、自閉症スペクトラム障害児の療育プログラムを検討することを通して、後期近代社会の社会性発達の特徴を把握する。最後に、自閉症スペクトラム障害児の社会性の発達を捉える視点に「葛藤図式」を加えることによって、社会的迷惑行為の概念を位置づけ、自閉症スペクトラム障害の問題と文化との関連を検討する必要性を論じる。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
8巻
>
8巻2号(2015-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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