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https://doi.org/10.24546/81008831
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81008831 (fulltext)
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1.06 MB
51
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81008831
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
中国残留日本人孤児をめぐる諸論点と先行研究の批判的検討(下篇)
チュウゴク ザンリュウ ニホンジン コジ オ メグル ショロンテン ト センコウ ケンキュウ ノ ヒハンテキ ケントウ (カヘン)
その他のタイトル
The Points at issue and A Critique of Previous Literature on "Chugoku Zanryu Koji" (Part.2)
著者
著者名
浅野, 慎一
Asano, Shinichi
アサノ, シンイチ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
8(2)
ページ
105-125
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2015-03
公開日
2015-04-08
抄録
本稿の目的は、中国残留日本人孤児をめぐる研究・実践上の諸論点を整理し、先行研究を批判的に検討し、今後、解明すべき課題を明確にすることにある。特に本稿 ( 下篇 ) では、残留孤児が日本に永住帰国した後の時期を主な対象とする。具体的には、①永住帰国後の残留孤児の生活、②日本での社会諸関係、③アイデンティティ、そして④国家賠償訴訟闘争という4つの局面に焦点を当て、諸論点を整理する。またそれらをふまえ、⑤残留孤児・残留日本人等の定義と呼称についても考察する。永住帰国した残留孤児をめぐっては従来、当事者を生活の創造的主体と捉えないパターナリスティックな言説・研究が横行し、それらは「自立」・「異文化適応」等の概念と密接に結びついてきた。また、現実の生活過程や社会構造の変動・変革との関連を明確にしない「アイデンティティ」研究も少なくなかった。本稿ではこれらを批判し、生活に根ざした社会構造変動・変革の主体として残留孤児を捉える視点を提起した。また、日本政府による現行の残留日本人の定義に問題があることも指摘した。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
8巻
>
8巻2号(2015-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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