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https://doi.org/10.24546/81009124
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81009124 (fulltext)
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1.65 MB
67
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メタデータID
81009124
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
乳幼児期のふり遊び研究の動向と展望
ニュウヨウジキ ノ フリ アソビ ケンキュウ ノ ドウコウ ト テンボウ
その他のタイトル
A Review of Studies on Pretend Play in Easrly Childhood
著者
著者名
大塚, 穂波
Otsuka, Honami
オオツカ, ホナミ
所属機関名
神戸大学人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
9(1)
ページ
45-55
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2015-09
公開日
2015-10-23
抄録
ふり遊びは表象の発生を示すものとして注目されて以来,近年では「心の理論」や実行機能などの認知能力との関連や,子どもの発達にどのような影響をもたらすのかについてさまざまな議論がなされている。本論文では,乳幼児期のふり遊びを巡る理論的・実証的研究をレビューし,その研究動向の把握と今後の展望を試みた。古典的研究では,子どものふり行為の産出とその発達的変化について,能記と所記の象徴的関係に着目した議論がなされてきた。1990年代以降から現在にかけては,ふりの理解の成立時期に関する議論が展開されてきた。また,子どものふりの産出に大人の存在が重要な役割を果たしていることは古典的研究からも指摘されながらも,実証的研究は不十分であり,大人とのコミュニケーションにおいて子どものふりの産出や理解がどのように支えられているのかを明らかにする研究が求められる。以上の議論をふまえ,本論文では,ふりに行為と心的状態という質的に異なる2つの側面を想定する必要性と,先行研究では特に後者の理解に焦点が当てられてきたことを確認した。さらに,コミュニケーション過程に着目し,ふりの理解を4つの質的なレベルの違いとして捉える発達的変化のモデルを提案した。今後は,提案した発達的変化モデルの妥当性や変化のメカニズムについて実証的に検討していくことが必要とされる。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
9巻
>
9巻1号(2015-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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