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https://doi.org/10.24546/81009399
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81009399 (fulltext)
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19
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81009399
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ロシアと中国における体制移行に伴う高等教育の構造変動 : 大学と国家の関係性を中心に
その他のタイトル
Comparative Analysis of Higher Education Govemmance in Russia and China
著者
著者名
関口, 洋平
Sekiguchi, Yohei
セキグチ, ヨウヘイ
所属機関名
日本学術振興会
収録物名
大學教育研究
巻(号)
24
ページ
67-86
出版者
神戸大学大学教育推進機構
刊行日
2016-03
公開日
2016-04-11
抄録(自由利用可)
本稿では、ロシア(旧ソ連)と中国における体制移行に伴う高等教育構造の変動について、仮説的な説明枠組みを設定したうえで大学設置主体・財源調達方法、人材養成の構造そして権限配分構造を比較的に検討することを通じて、両国における大学と国家の相互関係性を明らかにすることを目的とする。その際、次のような仮説を設定するロすなわち、国家的統制のもとに置かれた大学は、一定程度「自律的な機関」となりつつあるが、経済体制の転換(市場化)がもたらす大学の自主権の拡大は経営的側面に限定されるのに刻し、政治体制の転換(民主化)は、経営的側面に限らないより広範な自律性を大学に与えるようになるというものである。検討の結果、体制移行過程の相違が高等教育変動の方向を規定する要因の 1つになる点で、巨視的には本偏見は妥当なものとして検証された。ただし微視的には、ロシアでは民主化後も国家が大学管理運営において重要な項目を所掌し続けている。こうしたことから、体制転換が大学と国家の関係性を変容させる得度や範囲には、体制移行の過程の相違に加え、それが生じる際の初期条件や体制転換前後の園都臓内部の力関係などからも影響を受けることが示唆された。
カテゴリ
大學教育研究
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24号(2016-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1340-8550
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NCID
AN10452935
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URI
http://www.iphe.kobe-u.ac.jp/kiyoh.html
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