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https://doi.org/10.24546/81009452
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81009452 (fulltext)
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3.21 MB
36
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メタデータID
81009452
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
1930年代の小学校における器楽教育の動向 : 合奏形態の分類と校種や"指導の場"との関連に着目して
1930ネンダイ ノ ショウガッコウ ニオケル キガク キョウイク ノ ドウコウ : ガッソウ ケイタイ ノ ブンルイ ト コウシュ ヤ シドウ ノ バ トノ カンレン ニ チャクモクシテ
その他のタイトル
The Ensemble Form in Instrumental Music Education in School in the 1930s : About the Correlations between Forms and School Types, and between Forms and "Curricular - or - Extracurricular"
著者
著者名
樫下, 達也
Kashishita, Tatsuya
カシシタ, タツヤ
所属機関名
神戸大学人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
9(2)
ページ
63-70
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2016-03
公開日
2016-04-27
抄録
わが国の公教育における器楽教育の黎明は1930年代にある。本論では、当時の小学校における器楽教育の動向を明らかにすべく、①どのような合奏形態で器楽教育が行われたのか、②その形態と実践校種(尋常小/高等小)や指導の場(授業/課外)との関係、の2点を考察した。1930年代に発行された音楽教育雑誌『学校音楽』において、器楽教育実践は先進的実践と捉えられ、創刊から廃刊までに39校が紹介された。39校における合奏形態を考察してみると、「吹奏楽」「ハーモニカ合奏」「簡易合奏」などに分類できる。これらの合奏形態は、使用される楽器の難易度や児童の身体的発達を考慮して校種ごとに選択され、指導の場も学齢とともに授業内から課外活動へと移っていく。具体的には、尋常小学校の低学年では授業内で「リズム指導」「簡易合奏」を扱い、学齢があがると授業内もしくは課外活動で「ハーモニカ合奏」に取り組み、また高等小学校では課外活動として「吹奏楽」に取り組んだ。この、授業内の「簡易合奏」指導から課外活動における「吹奏楽」の指導へ、という流れは、現在の器楽教育実践に通じる特徴である。1930年代の器楽教育は、子どもの発達段階を考慮した校種ごとの楽器や合奏形態の選択というマクロな視点から見ても、戦後の器楽教育を準備していた。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
9巻
>
9巻2号(2016-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
NAID
110010027615
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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