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https://doi.org/10.24546/81009712
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81009712 (fulltext)
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1.91 MB
31
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メタデータID
81009712
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
妊娠期女性における心理学的研究の現状と課題
その他のタイトル
The Review of Psychological Studies about Pregnancy Women
著者
著者名
田中, 美帆
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
10(1)
ページ
1-6
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2016-09
公開日
2017-02-28
抄録
妊娠期を通じて平均12㎏もの体重増加を経験する女性にとって,妊娠は身体面での変化のみならず,心理面でも大きな変化を遂げるライフイベントである。本研究では,妊娠期女性に焦点をあて,妊娠期に象徴的な身体変化や状況と関連させながら妊娠各期の心理面の様相についての先行研究を概観し,今後の展望を試みた。まず,古典的研究では,臨床的な貢献に重点が置かれ,感情的適応や母性の側面から検討されてきた。一方,近年の研究では,妊娠初期にある女性の心理面を扱った研究では,妊娠の受け止めおよびつわりに関するもの,妊娠中期では,胎動という象徴的な出来事を中心に生まれてくる子どもについてのイメージや親としての意識に関するもの,妊娠後期には,生まれてくる子どもについてのイメージの変化や胎動,身体変化による影響に関するものが検討の中心であった。とりわけ,妊娠中期と後期では,その様相が異なることが明らかにされていた。以上の議論を踏まえ,妊娠期の心理面の変化は多岐にわたることが指摘されているが,実際には子どもの発達や育児により関連する領域以外に焦点が当てられていないことを課題として指摘し,今後は母親としての自分に加えて,個人としての自分を考慮した検討が必要であると指摘した。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
10巻
>
10巻1号(2016-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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