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https://doi.org/10.24546/81009714
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81009714 (fulltext)
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14
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81009714
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
重症心身障害児施設「第一びわこ学園」における「発達保障」の思想と実践
その他のタイトル
Thought and Practice of "Guaranteeing the Right of Development" for Children with Severe Motor and Intellectual Disabilities in Daiichi Biwako Gakuen
著者
著者名
垂髪, あかり
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
10(1)
ページ
17-29
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2016-09
公開日
2017-02-28
抄録
糸賀一雄(1914-68)という人物の思想・理念として語られてきた「発達保障」を,糸賀らが1963年に創設した「第一びわこ学園」(旧「びわこ学園」/現「びわこ学園医療福祉センター草津」)という重症心身障害児施設の50年余にわたる療育の創造と展開にそくして,その思想と実践を再検討した。「第一びわこ学園」では,「療護児」から「重症児」,さらには「超重症児」へと対象者が質的に変化するなかで,療育思想や実践内容が変遷している。すなわち,近江学園時代の「療護児」や「びわこ学園」創設初期の「重症児」への実践において見出された「ヨコへの発達」「重症児の生産性」(1953~1966年)という考え方から,対象の重症化とともに「いのち」「快」「関係」の保障という新たな視点が産み出された(1967~1978年)。そして,ノーマライゼーションを背景に,「重症児」であっても「ふつうの生活」を保障することが目指されていく(1979~1994年)。さらには,「超重症児」の受け入れにより,「QOL」重視の実践へと移行している(1995~2014年)。その過程で吟味され今なお学園が大切にしている「発達保障」の思想と実践とは,1950~1960年代に糸賀らが「発達保障」思想を共創する過程で出発点とした「内面」「生きるよろこび」「生き方」「自己実現」であり,今では「生きることが光になる」と要約されている。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
10巻
>
10巻1号(2016-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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