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https://doi.org/10.24546/81009715
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81009715 (fulltext)
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2.04 MB
11
メタデータ
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メタデータID
81009715
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
障害支援の専門家はいかにして作られるか : 研究者の批判的自己形成の実践
その他のタイトル
How is Disability Support Specialist Formed? : Practice of Researcher's Critical Self-Construction
著者
著者名
村田, 観弥
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
10(1)
ページ
31-49
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2016-09
公開日
2017-02-28
抄録
本論は、特別支援学校教員の主体形成過程に焦点を当て、障害支援の「専門家である」ことの意味について検討する論文である。専門家による権力性の問題における倫理的態度を主題とするため、筆者自身を規範や権力との関係より歴史的に形成された主体と捉え、その過程を解体する研究法を用いる。およそ20年に亘る記録群を4つの時期に区分し、各時期を「理想的専門家像」とそれに反発して形成される「理想の失敗」、さらにそれらより「捨象されること」の3つに分節し、考察を行う。本論では、最も権力によって形成されたと考えられる国立研究所研修期に焦点を当てる。筆者は、通常学級担任時から障害支援の専門性に憧憬を募らせている。養護学校勤務や研究所研修により理想的な専門家像が形成されるが、一方で同時に抵抗する自己も形成されており、両義的存在として成り立っている。また、その価値枠組みが一貫していないことも明らかとなる。さらに、捨象された事柄に目を向けることで、当時の筆者が他者と出会えていないことも示された。「専門家である」ことは、自身がどのように作られているのか、に向き合うことが前提であり、障害支援の専門家にとって他者との出会いは不可避である。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
10巻
>
10巻1号(2016-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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