神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81009807
このアイテムのアクセス数:
17
件
(
2024-04-24
17:43 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81009807 (fulltext)
pdf
997 KB
20
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81009807
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
戦時下における私立女子専門学校と同窓会の関係性
その他のタイトル
The Relationship between Japanese Private Women's Colleges and their Alumnae Associations during the Asia Pacific War
著者
著者名
原, 裕美
収録物名
大學教育研究
巻(号)
25
ページ
43-62
出版者
神戸大学大学教育推進機構
刊行日
2017-03
公開日
2017-04-13
抄録(自由利用可)
本稿の目的は、1941 年から1945 年までの太平洋戦争下における日本の私立女子専門学校とその同窓会との関係を、同窓会活動と私立女子専門学校の同窓会に対する関与状況から明らかにすることである。分析にあたり、神戸女学院専門部、同志社女学校専門学部、梅花女子専門学校、金城女子専門学校とその同窓会を考察の対象とした。分析にはこれら4 校とその同窓会の所蔵文書、学校史、広報物を用いる。その結果、戦時下における私立女子専門学校の同窓会は、①戦争遂行のため、②生徒・卒業生のため、③母校を支援するための活動を展開していたことが明らかになった。戦時下の同窓会活動の特徴は、出征家族や軍への慰問・同窓会館の徴用・詔書や戦況に関する記事の同窓会報への掲載である。戦時下であっても、同窓会は卒業生間の親睦を図り、母校に対する財政支援を行い、卒業生と母校を支えた。卒業生は娘を母校に入学させたり、教職員として働くことで母校を支えた。私立女子専門学校側は、校長や教員が同窓会に関与することによって卒業生とのつながりを保ち、同窓会活動を支えた。このように、戦時下には私立女子専門学校と同窓会と卒業生との互恵関係が構築されていた。
カテゴリ
大學教育研究
>
25号(2017-03)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1340-8550
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AN10452935
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
関連情報
URI
http://www.iphe.kobe-u.ac.jp/kiyoh.html
ホームへ戻る