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https://doi.org/10.24546/81010025
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81010025 (fulltext)
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1.33 MB
16
メタデータ
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メタデータID
81010025
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
共生の関係から生じる「権力」と「合理的配慮」の一考察 : 障害支援の包摂と排除の現場から
その他のタイトル
A Study of "Power" and "Reasonable Accommodation" Generated from Symbiotic Relationship : Inclusion and Exclusion of Disability Support in Clinical Practice
著者
著者名
村田, 観弥
Murata, Kanya
ムラタ, カンヤ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
11(1)
ページ
81-93
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2017-09-30
公開日
2018-01-12
抄録
本稿は、 インクルーシブ教育環境の実際を検討する教育学論文であり、 事例より共生と権力を起点に仮説を生成、 提示することが目的である。 近年広まるインクルーシブ教育において、 障害/健常、 支援/被支援の関係を乗り越えることは重要な課題である。 本稿では、 包摂による葛藤の解消と秩序維持を目的に 「合理的配慮」 を行う支援者と共同体の様子を、 フィールドワークによる記録群より検討する。 現在の文部科学省が示す 「合理的配慮」 の概念は、 従来の特別支援教育の延長線上にある。 しかしその判断は、 現場で構築される規範に大きく影響を受けている。 場の要請する権力と 「合理的配慮」 の関係を示し、共生の場においても包摂と排除が同時に生じる可能性を提起する。 まず、 筆者が共同体組織の下位文化をいかに把握しているのかを示し、 そのうち、 他者変容に価値を置く文化が、 規格に適合する行為を求め、 文化維持のための働きかける作用を 「権力の発動」 として描く。 共生の理念に賛同し、 外部からの強制権力に反発していたはずの筆者は、 文化に適合するふさわしい主体として内部から形成され、 秩序維持行為を正当化するための虚像を構築し、 排除も厭わない権力を要請するようになる。「合理性」 の判断過程における権力作用についての仮説を提示する。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
11巻
>
11巻1号(2017-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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