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https://doi.org/10.24546/81010040
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2024-04-27
06:35 集計
)
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81010040 (fulltext)
pdf
1.17 MB
20
メタデータ
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メタデータID
81010040
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
「甭」の弱化と出現頻度 : 自然発話音声に基づく分析
その他のタイトル
Phonetic reduction of beng in Mandarin: An analysis from a spontaneous speech corpus
著者
著者ID
A1303
研究者ID
1000090709320
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=3a43571609ae67c4520e17560c007669
著者名
髙橋, 康徳
Takahashi, Yasunori
タカハシ, ヤスノリ
所属機関名
大学教育推進機構
収録物名
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
巻(号)
49
ページ
67*-82*
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2017-12
公開日
2018-02-05
抄録
近年注目を集める「運用に基づく言語学」という枠組みは、言語カテゴリーを予め決定されたものではなく言語運用を通して「創発されたもの」であると主張する。これにより言語カテゴリーをより動的に捉える可能性が開かれたが、この枠組みの妥当性を印欧語以外で検証した研究はこれまでほとんど行われていない。本稿では、中国語の「甭」の音声弱化と先行・後続要素の出現頻度の相関性を分析し、中国語にもこの枠組みが適用可能なのかを考察する。自然発話音声に基づく分析を行った結果、先行要素の出現頻度と「甭」の弱化傾向には相関性が見られず、後続要素の出現頻度による「甭」の弱化効果は一定程度観察されたが、その効果は非常に小さいうえ出現頻度以外の別の要因と交差すると容易に打ち消されることが判明した。この結果は、出現頻度が音韻構造に与える影響力は個々の言語により異なっており、出現頻度だけでは説明できない言語現象も存在することを示している。
カテゴリ
大学教育推進機構
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
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49号(2017-12)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1340-5217
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