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https://doi.org/10.24546/81010042
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2024-04-20
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81010042 (fulltext)
pdf
617 KB
7
メタデータ
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メタデータID
81010042
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
Der Exodus aus der Mitte: Suzuki Tadashi und das Toga Festival
その他のタイトル
Der Exodus aus der Mitte: Suzuki Tadashi und das Toga Festival
著者
著者ID
A1101
研究者ID
1000020219033
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=ed093b4650922b4f520e17560c007669
著者名
Fujino, Kazuo
藤野, 一夫
フジノ, カズオ
所属機関名
国際文化学研究科
収録物名
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
巻(号)
49
ページ
105*-128*
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2017-12
公開日
2018-02-05
抄録
「世界は病院である」。鈴木忠志の演出コンセプトだ。しかも、この世には患者を救ってくれる医者も看護師もいない。自身も含め、人間はみな病人なのではないか。優れた芸術家だけが、このような疑いを抱くことができる。大都会=東京という「狂気」の中で、その狂気を認識できるだけの「正気」を保つために、鈴木忠志は一定の距離を必要とした。ワーグナーがバイロイトという田舎町に引きつけられたように、鈴木とその劇団は東京を脱出し、富山県利賀村という日本のデルフォイへと「長征」したのである。それは資本主義に毒される危険から芸術精神を守るための「中心からの脱出」を意味する。本稿では、利賀での鈴木忠志の40年の歩みを、ワーグナーとの異同を通じて明らかにした。鈴木が利賀で目指したものは以下の4点に集約できる。①日本人が身体を動かす空間としての演劇=劇場 ②劇場空間のヒエラルキーのない、能と前衛が同時にやれる場所 ③非日常と日常が交差して、どっちが日常で、どっちが非日常かわからないような一つの時間が成立する広場 ④外国人とのコミュニケーションを通じて自分自身を知る、異質なものとの関係をつくり、そこで芸術文化を創造できる場所
カテゴリ
国際文化学研究科
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
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49号(2017-12)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
German (ドイツ語)
ISSN
1340-5217
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