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https://doi.org/10.24546/81010126
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81010126 (fulltext)
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137
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81010126
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
日本語学習者の発話における「てしまう」の使用実態 : 日本語母語話者と比較
その他のタイトル
The Usage of Japanese Subsidiary Verb -te simau -in the Utterances of L2 Leaners : Compared with Japanese Native Speakers
著者
著者名
簡, 卉雯
収録物名
Learner Corpus Studies in Asia and the World
巻(号)
3
ページ
177-187
出版者
神戸大学国際コミュニケーションセンター
刊行日
2018-03-12
公開日
2018-03-16
抄録(自由利用可)
本稿は補助動詞「てしまう」の用法を「完結」,「対抗的」,「遺憾」,「非意図」と「間主観」の5つに分類し,日本語学習者コーパス「KYコーパス」を用い,習得順序を観察し,母語の違いに応じて,習得がどのように変わるか,日本語母語話者(「上村コーパス」)と比較し,検討を行ったものである。調査の結果,「てしまう」の習得は「遺憾」の用法から始まり,中国語と英語母語話者は「遺憾→非意図→完結→対抗的→間主観」という共通する順序で習得していくのに対して,韓国語母語話者は,「遺憾→対抗的→完結→非意図→間主観」の順序であることが推測された。また,日本語母語話者では「てしまう」の「遺憾」,「完結」と「間主観」の用法が多く用いられた。一方,日本語学習者では「遺憾」,「完結」と「非意図」の用法が高い率で使用されたことが観察された。「非意図」の意味について,日本語学習者の会話では使用率が粛かったが,主に「忘れる」,「考える」と「なる」の3つの動詞と結び付いて使用する傾向があった。
カテゴリ
Learner Corpus Studies in Asia and the World
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3号(2018-03-12)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
2187-6746
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URI
http://www.solac.kobe-u.ac.jp/
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