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https://doi.org/10.24546/81010140
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81010140 (fulltext)
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81010140
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ドイツ神話学派の伝説集におけるツヴェルク伝説の配列
その他のタイトル
A Study on the Classification of Zwergensagen in Narrative Collections by the Mythological School
著者
著者名
馬場, 綾香
収録物名
国際文化学
Intercultural Studies Review
巻(号)
31
ページ
111-131
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2018-03-20
公開日
2018-03-20
抄録
ドイツ語圏の民間伝承にはツヴェルクとコーボルトという種類の「こびと」が登場する。本稿は両者の学術上の分類について伝説集におけるグループ分けから論じた。グリム兄弟の『ドイツ伝説集』(1816/1818)を皮切りに19世紀ドイツ語圏では伝説集が盛んに編纂された。中でも研究目的に伝承を蒐集したドイツ神話学派の伝説集においては、配列形式とテクストの分類に編者の思想が表れている。グリムの伝説集においてツヴェルクは山に住む精であり人家に住むコーボルトとの差異が明確である。一方後続のドイツ神話学派の伝説集においては両者の境界線がグリムとは異なっており、自然の精霊と見なされたコーボルトはグリムの見解よりツヴェルクに近づき、あるいはツヴェルクの名称を持つ登場人物がコーボルトと判断されている。ツヴェルク伝説グループとコーボルト伝説群に配置されたテクストを比較することでこうした分類基準の変動が判明する。19世紀知識人の視点から見た「こびと」像について明らかにする。
カテゴリ
国際文化学
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31号(2018-03-20)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
eISSN
2187-2082
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URI
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/kbkjnl
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