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https://doi.org/10.24546/81010556
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81010556 (fulltext)
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1.24 MB
15
メタデータ
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メタデータID
81010556
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
第二次世界大戦前後における石森延男の作文綴方教育思想 : 二つの『綴方への道』を手がかりにして
ダイニジ セカイ タイセン ゼンゴ ニオケル イシモリ ノブオ ノ サクブン ツズリカタ キョウイク シソウ : フタツ ノ ツズリカタ エノ ミチ オ テガカリ ニ シテ
その他のタイトル
A Study on Ishimori Nobuo's Thought of Writing Education around the Second World War
著者
著者名
宇賀神, 一
Ugajin, Hajime
ウガジン, ハジメ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
12(1)
ページ
11-20
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2018-09-30
公開日
2018-10-23
抄録
石森延男は、 第二次世界大戦期に国民学校で用いられた国定国語教科書の編纂者でありながら、 戦後の国定国語教科書編纂における責任者を務めた人物でもあった。 その経歴から、 石森の仕事をいかに評価するかが国語教育史研究上の重要課題として位置づけられてきた。 本稿は、 石森が最初に執筆した国語教育の著作 『綴方への道』 を手がかりにして彼の作文綴方教育思想に迫る試みであり、 1) 1935年に刊行された 『綴方への道』 の初版と1940年に刊行された改訂版の内容的な異同、 2) 同書と戦中および戦後の国定国語教科書の作文綴方教材との関係の2点を考究した。 「改訂版」 は、 全体としては 「初版」 の内容を踏襲しながら、文部省と国語教育行政に対する批判的な言説が削除されたこと、 国民学校と国民科国語の理念に沿うよう修正されていたことが明らかになった。 石森は、 同書で論じた作文綴方教育思想を基盤として作文綴方教材を執筆しており、 それらは戦中と戦後の国定国語教科書に収録されていった。 この事実は、 原則的には性格が180度転換したとされる戦中と戦後の国語教育・国語教科書に、 石森の教科書編纂の仕事を媒介にした連続面があったこと、 戦後の国語教材の源流の一つを、 戦前に 「満洲」 で執筆された 『綴方への道』 に求めることができることを顕示するものであった。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
12巻
>
12巻1号(2018-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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