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https://doi.org/10.24546/81010686
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81010686 (fulltext)
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1.04 MB
73
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メタデータID
81010686
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
高等教育段階の留学をとらえる教育社会学の理論的展開 : 日本への援用可能性
その他のタイトル
Theoretical Development of Sociology of Education on Study Abroad in Tertiary Education
著者
著者名
小林, 元気
収録物名
大學教育研究
巻(号)
27
ページ
9-26
出版者
神戸大学大学教育推進機構
刊行日
2019-03
公開日
2019-03-27
抄録(自由利用可)
本稿は、日本人若年層による高等教育段階の海外留学に関して、それらが実践される構造をとらえるための新たな分析視点と研究課題を導出することを目的とする。留学の動態を説明する従来のプッシュ・プル理論は、日本国内での留学志向の有無を規定するミクロな構造や、アジアにおける日本の固有性を記述できない。そこで、教育と社会的地位達成の結びつきを説明する教育社会学の諸理論から留学にアプローチした知見について、機能論および葛藤論・再生産論の観点から整理し、それらの到達点と限界について検討した。その結果、機能論と葛藤論・再生産論のいずれにおいても、海外研究に一定の蓄積がみられる一方、日本人の高等教育段階の留学に関する実証研究は乏しいことが明らかにされた。最後に、今後の研究課題として、①国内労働市場での海外留学経験の人的資本としての価値、②国内労働市場での海外留学経験のシグナリング効果および文化資本としての価値、③日本における海外留学の社会的選抜性、④日本における海外留学の文化的再生産とペアレントクラシー的側面、の 4 点を示した。
カテゴリ
大學教育研究
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27号(2019-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1340-8550
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NCID
AN10452935
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関連情報
URI
http://www.iphe.kobe-u.ac.jp/kiyoh.html
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