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https://doi.org/10.24546/81012452
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81012452 (fulltext)
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4.11 MB
50
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メタデータID
81012452
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
重症心身障害児施設「びわこ学園」における発達保障の思想と実践 : 2010年代における「いのちと暮らしに寄り添う支援」の内実
ジュウショウ シンシン ショウガイジ シセツ ビワコ ガクエン ニオケル ハッタツ ホショウ ノ シソウ ト ジッセン 2010ネンダイ ニオケル イノチ ト クラシ ニ ヨリソウ シエン ノ ナイジツ
その他のタイトル
Policies and Practices to “Guaranteeing the Right of Development” for Children with Severe Motor and Intellectual Disabilities in Biwako Gakuen: Focused on the Reality of "The Close Support for Life and Daily Life” in the 2010s
著者
著者名
垂髪, あかり
Unai, Akari
ウナイ, アカリ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
14(1)
ページ
1-13
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2020-09-30
公開日
2020-10-19
抄録
発達保障の理念を掲げて糸賀一雄(1914-1968)が創設した重症心身障害児施設「びわこ学園」の2010年代における療育思想と実践を、「びわこ学園実践研究発表会資料」の分析から読み解いた。「実践研究発表会」テーマのキーワード分析では、「支援」というキーワードが最も多く使用されており、次いで「生活/暮らし」「いのち」「寄り添う」「重症児者」等が頻出キーワードとして抽出された。「実践研究発表会」の内容分析では、各回の発表から抽出されたカテゴリーを分類し、〔重症児者本人の思い〕〔支援者の共感的姿勢〕〔重症児者と支援者との関係性〕〔いのちを守り支える支援〕〔いつもの暮らしを守る支援〕〔生活の豊かさ・彩り・広がりの追求〕〔その人らしさの追求〕という7つのメインカテゴリーを生成した。これらの分析から、「びわこ学園」では、これまでと同様に、どんなに障害が重くても人として「生きる喜び」を感じる存在であると捉える「重症児」観を発達保障の思想の基盤としていることが明らかになった。そして、施設利用者の重度化・重症化・高齢化が加速度的に進行した2010年代にあっても、終末期の療育という未開の領域に挑みながら、重症児者が「いつもの暮らし」のなかで「その人らしさ」を発揮し、より豊かに彩りある人生を送るための療育を、発達保障の実践として創造・展開し続けていることが明らかになった。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
14巻
>
14巻1号(2020-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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