神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81012644
このアイテムのアクセス数:
34
件
(
2024-05-02
06:58 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81012644 (fulltext)
pdf
325 KB
28
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81012644
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
Love of Nature and Fear of Death in the Works of Emily Brontë and D. H. Lawrence
その他のタイトル
エミリ・ブロンテとD. H. ロレンスの作品における自然愛と死への恐怖
著者
著者名
Yamanouchi, Rie
収録物名
国際文化学
Intercultural Studies Review
巻(号)
34
ページ
117-141
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2021-03-26
公開日
2021-03-30
抄録
D・H・ロレンスは複数の作品でエミリ・ブロンテに言及するが、彼女の作品を詳細に論じることはなかった。そのためか、ブロンテとロレンスの関係性に焦点を当てた研究は限られる。しかし、両者に見られる多くの類似や共通点は注目に値する。本論はその中でも、彼らの人生と作品に特徴的な自然愛に着目し、その裏に潜む死への恐怖を論じる。そして、若いロレンスが『嵐が丘』と伝記『シャーロット・ブロンテの生涯』を読み、プロンテの人生と作品に自分が土台とする価値観を見出し、彼女に関心を持ったことを指摘する。病が蔓延するそれぞれの時代に、ブロンテとロレンスは家族を病に失い、自らも死の危険に晒されて死を意識せざるを得ない環境にいた。そんな中で彼らは自然の再生力に救いを見出し、人工的なものを嫌って自然な生き方にこだわった。草木や動物を愛し、自然を作品に取り入れた。他分野の研究によれば、自然は疲れやストレス、恐怖などの否定的な感情を癒すという。本論は他分野の研究も取り入れながら、ブロンテとロレンスが持つ類似の人生体験と価値観を提示し、両作家の根本的なつながりを論じる。
キーワード
Emily Brontë
D. H. Lawrence
Love of Nature
Fear of Death.
カテゴリ
国際文化学
>
34号(2021-03-26)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
English (英語)
eISSN
2187-2082
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
関連情報
URI
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/kbkjnl
ホームへ戻る