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https://doi.org/10.24546/81012650
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81012650 (fulltext)
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115
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81012650
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
知的障害のある成人男性の射精に対する希求性と文化的な規範意識
チテキ ショウガイ ノ アル セイジン ダンセイ ノ シャセイ ニタイスル キキュウセイ ト ブンカテキ ナ キハン イシキ
その他のタイトル
Self-Assertion of Desire for Ejaculation and Cultural Normative Consciousness of Adult Men with Intellectual Disabilities
著者
著者名
石黒, 慶太
Ishiguro, Keita
イシグロ, ケイタ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
14(2)
ページ
11-21
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2021-03-31
公開日
2021-03-31
抄録
知的障害者が示す性的なものは性問題行動として捉えられることが多く、知的障害のある成人男性の射精をめぐっては、当事者自身が射精に希求しているものと、健常者が、当事者が希求しているだろうと想像しているものの間には大きな差異が存在している。本論においては、知的障害のある成人男性の射精に対する希求性と健常者の射精に対する希求性の差異を埋めていき、知的障害のある成人男性の射精に対する希求性の意味に近づいていくことを試みた。その結果、射精介助は、恥ずかしさを感じさせる要素を含み、トイレ介助や入浴介助といった一般的な介助は社会的に承認された行為であることから、裸になるという非日常性を日常化する技術があるものの、射精介助にはそうした技術を想起し難く、それを回避する最終的な手段として、被介助者の身体をモノとして認識しようとする規制が働くということ。そして、射精を述べる際の文化的な規範意識は、生得的なものではなく、社会的・文化的に構成された産物であり、ゲイアイデンティティと通底する他者との関係性における性の抑圧が存在する。加えて、その性の抑圧から解放された当事者の語りを聞くことが、聞き手である自分自身のアイデンティティを考えさせる契機にもなるということが示唆された。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
14巻
>
14巻2号(2021-03-31)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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