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https://doi.org/10.24546/81012654
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81012654 (fulltext)
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36
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81012654
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
京都・新京極における「浅草歌劇」の流行 : 京都日出新聞の調査を通じて
キョウト シンキョウゴク ニオケル アサクサ カゲキ ノ リュウコウ キョウト ヒノデ シンブン ノ チョウサ オ ツウジテ
その他のタイトル
The Popularity of “Asakusa-Kageki” in Shinkyogoku, Kyoto : Recorded on the Local Newspaper in Kyoto
著者
著者名
小田, 智美
Oda, Tomomi
オダ, トモミ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
14(2)
ページ
49-57
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2021-03-31
公開日
2021-03-31
抄録
本論文は、京都におけるオペラの隆盛期と考えられる、1919(大正8)年から1921(大正10)年にかけて行われた、新京極のオペラ上演の様相を明らかにする。浅草で舞台経験を積んだ役者たちは、歌劇団の結成・解散を繰り返しながら、東京の外でもオペラ上演を盛んに行った。なかでも大正9年は、浅草のオペラブームが落ち着きを見せることとは対照的に、新京極では“オペラ年” といっても過言ではないほど、入れ替わり立ち替わり歌劇団がやって来た。京都における頻繁なオペラ上演は、松竹合名社の働きがとても大きい。当時松竹は、新京極の有力な劇場をほとんど掌握していた。「浅草歌劇」のおかげで、オペラとは何か実際に観て知ることができた一方で、新京極の観客にとって役者の演技に受け入れがたい部分もあったようである。この考えの下、京都の地では浅草に対抗した歌劇団も結成された。新聞上では、浅草歌劇の批判が目に付きながらも、役者たちがより良いオペラ上演に向けて奮闘したことを表す記述も見出せた。当時は貧弱な歌劇界とされていたが、役者たちは「歌」劇団としての活動を試みていたことがわかった。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
14巻
>
14巻2号(2021-03-31)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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