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https://doi.org/10.24546/81012988
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81012988 (fulltext)
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1.51 MB
417
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81012988
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
当事者性概念の再考 : 多文化共生社会の創成に資する学習論の構築に向けて
トウジシャセイ ガイネン ノ サイコウ タブンカ キョウセイ シャカイ ノ ソウセイ ニ シスル ガクシュウロン ノ コウチク ニ ムケテ
その他のタイトル
Rethinking of the Concept "TOJISHA-SEI" : Towards Building a Learning Theory for a Multicultural Convivial Society
著者
著者名
後藤, 聡美
Goto, Satomi
ゴトウ, サトミ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
15(1)
ページ
31-40
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2021-09-30
公開日
2021-10-27
抄録
本稿は、学習論的アプローチによって「多文化共生社会」の創成に向けた課題解決への糸口を探ることをめざし、「当事者性」概念を再構築することを目的とする。まず、国内の多文化共生をめぐる動向および多文化主義を標榜する国々の政策を概観し、本質主義と構築主義の弁証法的昇華に関わる課題を整理する。そして、それらの課題解決に向けて学習論的アプローチが重要となることを指摘するともに、福祉教育・ボランティア学習領域においてその意味が深められてきた「当事者性」概念に注目する。当事者性概念は、成人学習・生涯学習関係の学習諸理論と深い関係にあり、当事者性をめぐる学習論は、多文化共生社会の創成において重要な役割を果たすことが期待される。しかし、「当事者性」概念に含意される「問題中心性」は、学習プロセスにおける抑圧や周辺に固定化されている人たちの学習を阻害する危険性がある。ボームのパラドックス論やアドラー心理学の知見を参考にしながら、「当事者性」概念そのものの再構築を試みる。具体的には「当事者性」の構成要素に「未来志向性」を加えることを提案する。
キーワード
多文化共生
学習論
当事者性
パラドックス
アドラー心理学
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
15巻
>
15巻1号(2021-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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