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https://doi.org/10.24546/81012989
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81012989 (fulltext)
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12
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81012989
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
会田実の教育実践に関する一考察 : 「横のつながり」の形成の試み
アイダ ミノル ノ キョウイク ジッセン ニ カンスル イチコウサツ ヨコ ノ ツナガリ ノ ケイセイ ノ ココロミ
その他のタイトル
A Study on the Educational Practice of Minoru Aida : Attempt to Build "Human Relations"
著者
著者名
松本, 圭朗
Matsumoto, Yoshiro
マツモト, ヨシロウ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
15(1)
ページ
41-52
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2021-09-30
公開日
2021-10-27
抄録
本稿は、北海道と静岡県で活躍した会田実の教育実践の内実を明らかにするものである。会田は生活綴方史における重要な人物とされつつも、戦後教育実践史の俎上には載せられてこなかった。会田は北海道において、子どもが労働せざるを得ないほどの生活環境を非文化として捉え、「文化とは誰のものであるか」と自問し、文化の獲得を企図する。その試みは、子どもへの労働要求の否定ではなく、子どもが労働によって得た賃金を用いた書籍等の共同購入として具体化された。すなわち、文化の獲得に主眼を置きながらも、その内実は人々の関係づくりにあった。静岡県の小学校へと転任した会田は、教師が理解できない子ども―「わからない子」―に対する教師の認識や振る舞いによって、勉強などが「できない子」が生まれると考える。会田は、「わからない子」を理解するための方法として、「教室だより帳」や詩などの生活綴方を用いた教育実践を展開する。さらに、学級での「助け合い」をおこなうことで、「できない子」を含んだ「横のつながり」を形成していた。つまり、会田の教育実践には、知識の獲得や、文章表現技術や社会認識の育成ではなく、子どもを含めた人間関係の構築―「横のつながり」の形成―を企図する点が通底している。
キーワード
会田実
生活綴方
教育実践
横のつながり
わからない子
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
15巻
>
15巻1号(2021-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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