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https://doi.org/10.24546/81013206
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81013206 (fulltext)
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1.79 MB
39
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メタデータID
81013206
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
現代米国教員養成における志望者の人種問題理解を深める試みとその意義 : ボール州立大学(Ball State University)の地域体験活動に注目して
ゲンダイ ベイコク キョウイン ヨウセイ ニ オケル シボウシャ ノ ジンシュ モンダイ リカイ オ フカメル ココロミ ト ソノ イギ : ボール シュウリツ ダイガク (Ball State University) ノ チイキ タイケン カツドウ ニ チュウモク シテ
その他のタイトル
The Support for Teacher Candidates to Deepen the Understanding about Racial Issues and Its Significance in the Current US Teacher Education
著者
著者名
太田, 知実
Ota, Tomomi
オオタ, トモミ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
15(2)
ページ
109-120
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2022-03-30
公開日
2022-04-07
抄録
1990 年代頃から米国では、人種問題の解決を企図して、教員志望者の多くを占める白人学生が、従来の教育実習とは別に、非白人の多く住む地域での体験活動を行うことで、非白人児童生徒への理解を深めることが喫緊の課題とされてきた。そこで志望者は、自らの人種問題をめぐる認識を大きく変えることが求められるが、これは容易には実現せず、その対策の解明が急務とされてきた。この課題に対し従来は、志望者に否定的・叱責的に迫りがちであったが、本稿では、地域住民が志望者に共感・受容的に支援した事例に注目し、その実践者による考察を検討することで、同事例がもつ実践的・理論的意義を解明することを目指した。その結果、第一に、志望者は、個人の気質や過去が過度に批判されず、地域住民との信頼関係の中で、ときに自身が感じた窮屈さや孤独感を癒しながら、偏見を払拭しうることや、自身に親切かつ誠実に向き合ってくれた地域住民への恩返しとして、社会不公正の変革に携わり始めることを示した。第二に、従来の議論は、マクロな社会不公正の文脈から地域に焦点が当たりがちだったが、本稿の検討を通じて、志望者が「学校や教育を支える社会的基盤」という教育に内在的な観点から地域に対する理解を深められることが重要だと解明した。
キーワード
志望者支援
人種問題
白人の特権性
地域体験活動
地域と教員養成
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
15巻
>
15巻2号(2022-03-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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