生命の源-海底熱水系の地下を探る-
アーキアン・パーク計画(Archaean Park Project)は、文部科学省の科学技術振興調整費総合研究課題「海底熱水系における生物・地質相互作用の解明に関する国際共同研究」(研究代表者:浦辺徹郎(東京大学大学院理学系研究科)、第I期:平成12年度~14年度、第II期:平成15年度~16年度)のプロジェクト名です。
深海底に噴出する300℃の高温の温泉、熱水は、20世紀第4四半期最大の発見といわれており、現在世界の海底の200ヶ所以上に知られています。そこに銅・亜鉛・金・銀などの金属が濃集していることから、未来の資源として注目されました。また、海底熱水系は、極限環境微生物の棲息する場として新たな光が当てられようとしています。そこは海洋底地殻深部の極限環境への入り口であると同時に、地球生命誕生期の環境へのタイムトンネルの入り口でもあるのです。アーキアン・パーク計画では、この海底熱水系の地下に拡がる熱水域下生物圏に直接アプローチして、それらがどれくらいの広がりを持ち、どのような微生物がおり、また、それを支える地下のエネルギーはどのようなものなのかを明らかにします。
神戸大学内海域環境教育研究センター海底物理学研究分野では、アーキアン・パーク計画の研究サブテーマである「熱水循環系の物理的プロセスに関する研究」(第I期、5つあるサブテーマの1つ)と「熱水循環系の物理・化学プロセスに関する研究」(第II期、4つあるサブテーマの1つ)の取りまとめを行なうとともに、個別の研究テーマである「熱水循環系の分布と構造に関する研究」(第I期)と「熱水循環系の構造の定量化に関する研究」(第II期)を担当して、このプロジェクトを推進しています。
このビデオ映像は、アーキアン・パーク計画の広報用に作成されたものを、インターネットで配信できるように編集したものです。
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