伊豆海島風土記(5A―4‐2)天保年間
寸 法:27.6×19.8×1.0cm
仕上がりサイズ28.3×20.0×1.0cm
本紙の厚み:0.07~0.08mm (31丁め)
丁 数:51丁(表紙、見返し含む)
pH値:冊子の前半9丁めまでと10丁め以降で紙の色が違うため、8箇所の測定を行い比較した。
7.16(4丁め:墨書きのみ)
4.69(21丁め:彩色有り)
本紙の繊維:楮

[繊維分析の写真]
- 概要:
- 仕様書に基づき、修復前写真撮影、状態記録作業を行い、開被及び解体作業を行った。
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| 修復前写真 (画像をクリックすると大きい画像が表示されます) | ||
- 採寸、紙の厚みの計測、pH値測定、繊維組成分析などのデータ採取と、元素分析を行い、礬砂の検出を試みた。
- 彩色部分のすべての色材について、色落ちテストを行った。
- 裏打ち除去、破片戻し、分割、クリーニングを行った。
- リーフキャスティングによる修復、和紙による裏打ち、継ぎ直しなどを行った。
- 彩色部分のすべての色材について、色落ちテストを行った。
- 状態:
- 虫損による被害が甚だしい。
- 冊子の前半9丁めまでと10丁め以降で紙の色が違う。
- 10丁め以降はすべて彩色がほどこされていて全面が茶変色化し、酸性劣化がみられた。
- pH値、元素分析結果から、礬砂の影響が強いと判断した。
- 冊子の前半9丁めまでと10丁め以降で紙の色が違う。

[元素分析結果]
- 作業:
- 虫の糞や埃を丁寧に取り除き、リーフキャスティングによる修復を行った。
- 保護のため数ミリの余白をつけて、保存製本を行った。
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