神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81008869
このアイテムのアクセス数:
53
件
(
2024-05-03
10:00 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81008869 (fulltext)
pdf
532 KB
41
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81008869
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
頭足人および胴のある人物画と幼児の身体概念の相違に関する検討 : 「おなか」と「からだ」の関係性の視点から
トウソクジン オヨビ ドウ ノ アル ジンブツガ ト ヨウジ ノ シンタイ ガイネン ノ ソウイ ニ カンスル ケントウ : オナカ ト カラダ ノ カンケイセイ ノ シテン カラ
その他のタイトル
A Study of the Representational Difference of the Body Concepts in the Human Drawing by Four Year-old Children : Focusing on the Relationship between 'Tummy' and 'Body'
著者
著者名
深川, 育実
Fukagawa, Ikumi
フカガワ, イクミ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
13
ページ
38-43
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2014-03
公開日
2015-04-27
抄録(自由利用可)
幼児期の頭足人という特徴的な人物画が描かれる背景について,これまで概念説や知覚説などによる説明が試みられてきた。しかし,未だに一致した見解は得られていない。その理由のひとつに,概念説が言葉の階層構造を十分に捉えていないことが考えられる。そこで本研究では,頭足人を描く幼児と胴のある人物画を描く幼児の身体概念を概念発達の観点から検証し,概念説の再検討を行うことを目的とする。保育所に通う4歳児36名を対象に,「おなか」と「からだ」という異なるカテゴリ水準の語を用いて,身体概念の構造化という観点から人物画との関連を検討した。その結果,胴のある人物画を描く4歳幼児の多くは「おなか」とは異なる「からだ」の概念を獲得していることが示された。一方で,頭足人を描く幼児では「からだ」についての身体慨念が未形成であり,構造化が不十分であった。そのために頭足人のような特徴的な人物画を描いている可能性が示唆された。ただし,胴を描く幼児であっても,「からだ」が「背中」にあると答える者もおり,「からだ」についての身体概念が形成される途中過程にあることも考えられる。この点について,今後の検討が必要である。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学発達・臨床心理学研究
>
13号(2014-03)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
NCID
AA11821911
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
ホームへ戻る