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https://doi.org/10.24546/81008875
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81008875 (fulltext)
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247
メタデータ
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メタデータID
81008875
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
思春期の心性に関する研究 : 親から友人へと変化していく関係性に焦点を当てて
シシュンキ ノ シンショウ ニ カンスル ケンキュウ : オヤ カラ ユウジン エト ヘンカ シテ イク カンケイセイ ニ ショウテン オ アテテ
その他のタイトル
A Study of Adolescent Mentality : Focus on Relationships Changing from Parents to Friends
著者
著者名
西尾, 祐美子
Nishio, Yumiko
ニシオ, ユミコ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
14
ページ
29-35
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2015-03
公開日
2015-04-27
抄録(自由利用可)
本研究は,親から友人を中心とした他者への関係性の移行を中心に思春期の子どもの心性や支援ニーズを探ることを目的として行った。小学5年生から中学2年生までの男女330名を対象に,親への愛着,悩み経験,悩みの相談相手,自分にとって重要なものといった項目を作成し,質問紙調査を実施した。その結果,親への愛着得点は学年による主効果が見られ,学年が上がるにつれ低下していた。小5のみ有意に愛着得点が高かったこと,小5・小6が友人関係を最重要視していたことをあわせると,小5から小6 にかけて関係性の移行が徐々に進んでいくと推察される。さらに,学年や性別に関わらず悩みの相談相手に母を挙げる割合が最も多かったが,学年が上がるとともに減少し,友人を挙げる割合が増加していた。一方,学習や部活動,進路に対する捉え方には,小学生と中学生の間で差が見られた。中学生は友人関係と同様に,もしくはそれ以上に学習や進路に悩み経験があり,重要と捉えていた。また,いくつかの項目で女子の方が悩み経験が有意に多い,見た目や性格,友人関係を女子は非常に重要視しているという性差も見られた。以上のことから,思春期の子どもに対しては親から友人への関係性の移行を考慮しつつ,学年差や性差も意識した支援が必要であると考えられる。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学発達・臨床心理学研究
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14号(2015-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
NCID
AA11821911
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